ソーラーローンとは?メリット・おすすめの会社・シミュレーション結果を解説

ソーラーローンとは

「ソーラーローンってなに?」
「メリット、デメリットは?」
「金利が安い会社は?審査が心配…」

ソーラーローンとは、太陽光発電システムの導入資金を借りるためのローンサービスで、金融機関や信販会社から提供されています。

この記事では、ソーラーローンの概要や利用するメリット・デメリットなどを詳しく解説します。

また、オススメの会社を「金利の安さ」「審査の通りやすさ」「返済計画の立てやすさ」ごとに紹介します。

太陽光発電システムの設置を検討している方はぜひ参考にしてください。

目次

ソーラーローンとは

ソーラーローンの仕組み

ソーラーローンとは、太陽光発電システムの設置費用を賄うためのローンを指します。

このローンは、家庭や企業が太陽光発電システムを導入する際の初期投資を軽減するためのローンです。

一般的な住宅ローンや事業ローンとは異なり、特に太陽光発電システムの設置に特化した条件や特典が設けられていることが特徴です。

ソーラーローンを利用することで、太陽光発電システムの設置に必要な初期投資を分割払いにできます。

発電した電力を電力会社に売却することで得られる売電収入をローンの返済に充てることも可能であるため、太陽光発電システムの導入を手軽に進められます。

取扱は銀行・JAバンクや信用金庫・信販会社の3種類

ソーラーローンは、下記3つの会社によって提供されています。

  • 銀行
  • JAバンク・信用金庫
  • 信販会社

それぞれの会社によって、ローンの条件や利率、返済期間などが異なるため、経済状況や太陽光発電システムの導入計画に最適なソーラーローンを選ぶことが重要です。

銀行

銀行のソーラーローンは、安定した信頼性と比較的低い金利が特徴です。

メリット デメリット
長期間の返済期間(10年から15年) 審査が厳しい傾向

JAバンク&信用金庫

JAバンクや信用金庫もソーラーローンを取り扱っています。

これらの機関は地域の経済活動を支援することを目的としており、地域に根差したサービスを提供しています。

メリット デメリット
金利が低い 地域によって差がある

信販会社

信販会社もソーラーローンの一つの選択肢で、迅速な融資を受けられる点が特徴です。

メリット デメリット
審査が緩やかな傾向 金利が高い

ソーラーローンと住宅ローンの違い

ソーラーローンと住宅ローンには、重要な違いがいくつかあります。

ソーラーローン 住宅ローン
用途 太陽光発電システムの購入・設置 住宅購入・リフォーム・土地購入など
返済期間 10〜15年程度 35年程度
担保 不要 必要
保証人 不要 必要

ソーラーローンは、太陽光発電システムの購入と設置に必要な費用を借り入れるためのものです。

太陽光発電システムの設置によって得られる電力販売収入や節電効果による経済的な利益を考慮に入れて、返済計画が立てられます

主な違いは、担保と保証人の有無です。太陽光発電ローンでは、担保提供が不要で、保証人が必要ありません。

これについて、詳しく解説します

ソーラーローンでは保証人・担保が必要ない

一般的な住宅ローンとは異なり、ソーラーローンを利用する際、保証人や担保は必要ありません

保証人

ソーラーローンでは、保証人が必要ありません。その代わりに、特定の保証会社を通して契約する必要があります。

ローンの返済を滞らせた場合、保証会社が金融機関に対して返済の保証を行うという役割を果たします。

保証料は金融機関が負担するため、ユーザーにとっては追加の負担がないのが特徴です。

担保

ソーラーローンでは、担保の提供は基本的に不要です。

太陽光発電システムの設置に伴う費用を借り入れるため、具体的な物件(例えば、住宅)を担保にする必要がありません。

無担保で1,000万円前後の借入れが可能です。

お問い合わせはこちら

ソーラーローンの3つのメリット

ソーラーローン メリット

ここからは、ソーラーローンの3つのメリットについて詳しく解説します。

メリット1.審査が通りやすい

ソーラーローンの大きなメリットは、審査が通りやすい点です。

一般的な住宅ローンや事業ローンと比較して、ソーラーローンの審査は比較的緩やかといえるでしょう。

その理由は、発電による売電収入や節電効果によって返済が補われることが期待されるからです。

また、ソーラーローンは無担保であることが多く、保証人も特定の保証会社が担当するため、個々の借り手の信用情報に依存することが少ない傾向です。

他のローンの返済中であっても、または信用情報が十分でない場合でも、ソーラーローンの審査を通過する可能性があります。

メリット2.頭金なしで借り入れ可能

ソーラーローンのメリットは、頭金なしで借り入れが可能であることです。

太陽光発電システムの設置には大きな初期投資が必要となりますが、ソーラーローンを利用すれば、これらの費用を全額借り入れることが可能です。

巨額の費用を一度に支払う必要がないため、大きな負担なく太陽光発電システムを導入できるでしょう。

また、ソーラーローンの返済は、設置した太陽光発電システムから得られる売電収入や節電効果によって補われるため、月々の経済的な負担も軽減されます。

メリット3.20年間の長期ローンが可能

ソーラーローンのメリットは、最長20年間という長期間のローンが可能であることです。

この長期間の返済計画は、太陽光発電システムの設置に必要な大きな初期投資を分割し、毎月の返済額を抑えることを可能にします。

また、太陽光発電システムは一度設置すれば、その後20年以上にわたって電力を生み出し続けることが可能です。

そのため、システムが稼働している間は売電収入や節電効果によってローンの返済を補うことが可能となります。

ソーラーローンの2つのデメリット

ソーラーローン デメリット

ソーラーローンのデメリットも知った上で、計画を立てましょう。

デメリット1.金利は特別低くない

ソーラーローンの金利は、他のローンと比較すると必ずしも低いとは言えません。

2023年7月時点での住宅ローンの固定金利が1%~2%程度であるのに対して、ソーラーローンの金利は2%~3%程度です。

ソーラーローンは長期間の借入れのため、金利が返済総額に大きな影響を及ぼします。

したがって、ソーラーローン利用の際には、金利を比較検討し、自身の返済計画に合ったローンを選ぶことが重要です。

住宅ローンの借り換えで金利が低くなる可能性もある

ローンの借り換えによって、新たな金融機関からより低い金利でローンを組むことができ、返済総額を減らすことが可能です。

ソーラーローンと住宅ローンを一緒に借り換えることで、一元化されたローン管理が可能になり、さらに特別な金利割引を受けられる場合もあります。

ただし、借り換えには手数料が発生する場合があり、また条件が設定されている場合がある点には注意しましょう。

デメリット2.変動金利での融資が多い

ソーラーローンの金利には、固定と変動の2種類がありますが、多くのソーラーローンが変動金利で提供されています。

変動金利は、国の金利政策や経済状況により上昇する可能性があります。

変動金利は、固定金利よりも初めは低い金利が設定されることが多いですが、将来的に金利が上昇すると返済額が増えるリスクがあります

一方、固定金利は、金利上昇のリスクはありませんが、初めから比較的高めの金利が設定されることが多い傾向です。

徹底比較!おすすめのソーラーローン一覧

ソーラーローンを提供している会社は、金融機関や信販会社など数多くありますが、

  • 長期間にわたる返済期間を立てたい方 → 銀行
  • 金利の低さを重視する方 → JAバンク・信用金庫
  • 厳しい審査に自信のない方 → 信販会社

を基本的にオススメします。

それぞれの特徴を簡単にまとめるとこのようになります。

金利 審査 期間 手間
銀行
JAバンク・信用金庫
信販会社

ここからはそれぞれの条件を詳しくみてみましょう!

【長期間の返済計画を立てたい方に】銀行のソーラーローン

ソーラーローン イオン銀行

出典:イオン銀行

銀行のソーラーローンは、長期にわたる返済期間を設けることができますが、審査が厳しい傾向にあります。

おすすめの銀行系ソーラーローンは、下記5社です。

金融機関 金利 借入金額 借入期間
三菱東京UFJ銀行 変動:1.99~2.875% 50万円〜1,000万円 6ヵ月〜15年
西日本シティ銀行

固定:2.2~2.9%
変動:1.7~2.4%

10万円〜1,000万円 6ヶ月〜15年
横浜銀行 変動:1.7~2.7% 1,000万円 最長15年
滋賀銀行 変動:2.875%、3.675%、5.175%のいずれか 1,500万円 最長15年
イオン銀行 固定:3.1% 20万円〜1,000万円 1年〜15年

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    【金利の低さを重視する方に】JAバンク・信用金庫のソーラーローン

    ソーラーローン さがみ信用金庫

    出典:さがみ信用金庫

    JAバンクや信用金庫では、金利が低く設定されています。

    JAバンク・信用金庫のおすすめソーラーローンは、下記5社です。

    金融機関 金利 借入金額 借入期間
    JA横浜 変動:0.55~0.60% 10万円〜1,500万円 3年〜40年
    JAバンク鹿児島 固定:1.4% 10万円〜1,500万円 1年〜15年
    さがみ信用金庫 変動:2.475% 10万円〜1,000万円 1年〜15年
    かながわ信用金庫 変動:1.975% 10万円〜500万円 1年〜10年
    城南信用金庫 1年目無利息
    2年目以降1%
    50万円〜300万円 3年〜8年

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    【厳しい審査に自信がない方に】信販会社のソーラーローン

    イオンプロダクトファイナンス

    出典:イオンプロダクトファイナンス

    信販会社のソーラーローンは、審査の通りやすさと簡単な手続きが特徴です。

    ソーラーローンでおすすめの信販会社は、下記5社です。

    金融機関 金利 借入金額 借入期間
    オリコプロダクトファイナンス 直接問い合わせ 直接問い合わせ 直接問い合わせ
    ジャックス 直接問い合わせ 直接問い合わせ 直接問い合わせ
    オリコ 直接問い合わせ 直接問い合わせ 直接問い合わせ
    アプラス 直接問い合わせ 直接問い合わせ 直接問い合わせ
    セディナ 直接問い合わせ 直接問い合わせ 直接問い合わせ

    お問い合わせはこちら

    それぞれのメリット・デメリットをふまえて、自身にあったソーラーローンを選びましょう!

    ソーラーローンのシミュレーションは?

    「ソーラーローンを組んでも、ちゃんと元はとれるの?」
    「毎月の返済が心配…」

    ソーラーローンを組むと金利も発生してしまうため、費用の回収ができるのか心配になります。

    そこで、ソーラーローンを組んで太陽光発電システムを導入した場合のシミュレーションをしてみましょう。

    ソーラーローンの利用で気軽に「オトクな生活」

    以下の条件でのシミュレーションはこのようになります。
    条件
    • 一般的な大きさの5kWの太陽光パネルを設置
    • 自家消費70%・売電30%
    • 毎月1万円、15年間の返済
    月間支出 月間収入 年間収支 25年の合計額※3
    電気代※1 返済額 維持費※2 売電収入
    設置前 1.5万円 18万円の支出 450万円の支出
    設置後

    返済中

    0.5万円 1万円 0.1万円 2万円 4.8万円の収入 232万円の収入

    返済後

    0.5万円 0.1万円 2万円 16万円の収入
    毎月の返済をしても、長期的に見ると、費用の回収ができ、経済的なメリットがかなり大きいことが分かります。
    ソーラーローンは頭金不要なことが多いので、気軽におトクな生活ができます!
    ただし、シミュレーション結果は、お住まいの条件などによっても異なるので注意してください。
    「自分の場合は?」など詳しいシミュレーションを知りたい方は、無料シミュレーションをご利用ください。

    無料シミュレーションはこちら

    参考

    ※1.4人世帯での1ヶ月当たりの平均電気代は1万3948円 ※2.太陽光パネルのメンテナンスなどの維持費用がかかる ※3.一般的に太陽光パネルの寿命は20〜30年とされる
    資源エネルギー庁|太陽光発電について
    総務省統計局|家計調査(家計収支編) 調査結果
    経済産業省|令和6年度以降の調達価格等に関する意見

    ソーラーローンを申し込む際の3つの注意点

    ソーラーローンを申し込む際には、事前にしっかりと調べ、計画を立てることが大切です。

    その際、特に注意することは以下の3点です。

    • 提携ローンとプロパーローンのちがいを理解する
    • 金利相場を把握して固定・変動を選ぶ
    • 返済シミュレーションを作成する

    それぞれ詳しくみてみましょう。

    1.提携ローンとプロパーローンの違いを理解する

    ソーラーローンは「提携ローン」と「プロパーローン」に分けられますが、この違いを十分に理解しておきましょう。

    提携ローン

    提携ローンは、太陽光パネルの販売会社と金融機関が提携して提供するローンです。

    特定の販売会社と契約することで利用できるローンで、金利やローンの条件があらかじめ設定されています。

    設備とローンを一緒に申し込むことが可能で、手続きがシンプルであり審査が通りやすいというメリットがあります。

    プロパーローン

    プロパーローンは、自分で金融機関を選んで借入れを行うタイプのローンです。

    金利や返済条件を自分のニーズに合わせて選ぶことが可能で、提携ローンよりも低金利になることがあります

    ただし、審査が厳しい手続きに手間がかかる、といった側面もあります。

    2.金利相場を把握して固定・変動を選ぶ

    ソーラーローンを申し込む際には、金利相場を把握した上で、固定金利・変動金利を選びましょう。

    金利相場は、その時点での一般的な金利の水準を指し、金融機関が設定するローンの金利は、金利相場に影響を受けます。

    2024年現在では、固定金利がオススメです!

    固定金利

    固定金利のローンは、契約期間中ずっと同じ金利が適用されるため、金利上昇リスクから自身を守ることができます

    一方、ローン契約時点で金利が高い状況では、金利が下がった場合にはそれに追随できず、高金利が継続されるというリスクもあります。

    変動金利

    変動金利のローンは、契約期間中に金利が変動するローンであり、金利が低下した場合にはそれに追随して返済額が減るというメリットがあります。

    一方で、金利が上昇した場合には返済額が増えるというリスクが伴います。

    3.返済シミュレーションを作成する

    ソーラーローンを申し込む際には、返済シミュレーションを作成し、どの程度お得になるのかをあらかじめ把握しておきましょう。

    設置前の光熱費と設置後の光熱費、ローンの返済額を考慮すると、お得になる金額がわかりやすくなります。

    本記事5章のシミュレーションも参考にしてみてください。

    詳しいシミュレーションを知りたい方は、お気軽に無料シミュレーションをご利用ください。

    無料シミュレーションはこちら

    まとめ

    この記事では、ソーラーローンの概要や利用するメリット・デメリットなどを詳しく解説しました。

    計画的に返済を進めていきたい方や初期費用に不安がある方は、ソーラーローンの利用がオススメです。

    まずはソーラーローンの特徴について理解し、メリットやデメリットを比較検討したうえで方針を決めましょう。

    よりおトクに導入するために、補助金の利用をしましょう!詳しくは以下の記事を参考にしてください。

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