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温室効果ガスの直接排出量を見ると、1/4もの割合を占めるのは
農業由来である現実

IPCCの報告によると、農業由来の温室効果ガス排出量は、直接排出の中で最も多く、世界全体で排出されている温室効果ガスのうち、4分の1もの量が、農業由来の温室効果ガスであり、これはエネルギー分野の排出量とほぼ同じです。
この排出のうち、多くを占めるのがCH4(メタン)です。CH4はCO2に比べて、100年で25倍、20年で84倍の温室効果があると、IPCCの報告で明確になりました。
世界の人的活動によるメタン総排出量94億トン(2020年 ※中国のCO2排出量に匹敵)のうち、農業分野が占める割合は実に37%にも及びます。
(内訳としては、牛のゲップ:Enteric fermentationが27%、稲作が7%、肥料管理:Manure managamentが3%を占める)

  • 世界の経済部門別のGHG排出量出典:IPCC AR5 第3作業部会報告書 SPM.2世界の経済部門別のGHG排出量出典:IPCC AR5 第3作業部会報告書 SPM.2

    世界の経済部門別のGHG排出量
    出典:IPCC AR5 第3作業部会報告書 SPM.2

  • 人的活動による世界のメタン推定排出量(2022年)出典:Global Methane Initiative人的活動による世界のメタン推定排出量(2022年)出典:Global Methane Initiative

    人的活動による世界のメタン推定排出量(2022年)
    出典:Global Methane Initiative

畜産業におけるメタン削減を実現し、それを経済価値として交換できる環境整備が急務です畜産業におけるメタン削減を実現し、それを経済価値として交換できる環境整備が急務です

畜産業におけるメタン削減を実現し、
それを経済価値として交換できる
環境整備が急務です

畜産業におけるメタン削減の方法は、実は既にたくさんあります。
飼料への工夫や、たい肥の製造過程での工夫、それぞれありますが、それらの対策が普及していない理由は多岐に渡ります。
今行っている農作業に、別の作業が加わることにより手間が増えることや、飼育方法との兼ね合いといった、フィード感上の問題もあります。
その中でも、そもそも労力や価格的なコストが上がるという障壁が、ボトルネックであり、課題解決のセンターピンであります。
我々は、脱炭素の必要があるものの、明確なアプローチが無く対策が出来ていない業界の大企業と、明確なアプローチがあるものの、取り組めていない農家とを、マッチングし、農業の脱炭素というマーケット生成の促進が急務と捉えています。

弊社は、北海道の畜産農家と共同で、畜産業における
メタン削減を実現し、
それを経済価値として
交換できるエコシステムの
構築を実現します。

弊社では、独自のカーボンクレジットチェーンを構築し、
「脱炭素の必要があるものの明確なアプローチが無く対策が出来ていない業界の大企業」と
「明確なアプローチがあるものの、取り組めていない農家」とをマッチングし、
農業の脱炭素を行うことができます

サービス内容

  • カーボンクレジットチェーンの提供カーボンクレジットチェーンの提供

    カーボンクレジット
    チェーンの提供

  • ソリューション保有企業の創出ソリューション保有企業の創出

    ソリューション
    保有企業の創出

  • 対策に悩む農家の課題解決支援対策に悩む農家の課題解決支援

    対策に悩む農家の
    課題解決支援