BusinessBusiness事業紹介

メタンガス削減に着目した、現状の課題メタンガス削減に着目した、現状の課題

メタンガス削減に着目した、現状の課題

現状、二酸化炭素の削減に関しては、EU・米国・中国で排出権取引市場が設立されており、クレジットの売買を通じた排出削減が急速に進んでいます。
しかし一方で、「メタン」に関しては温室効果ガスの約16%を占め、温室効果も二酸化炭素の約25倍(30年でみると80倍)にも及ぶにもかかわらず、十分なクレジットの売買が行われていないのが現状です。
これは「メタンをクレジット化できること」が十分に認知されておらず、クレジットの供給が不足していることが主な原因となっています。
他方でメタン削減のソリューションは既に多数存在し、かつ全世界で最大約8300億円の市場規模を有するなど膨大なポテンシャルを有しているのが現状です。
※温室効果係数の関係から、-25倍の市場規模に伸びるシナリオになる事も予測できるます

解決策の方向性解決策の方向性

解決策の方向性

メタンクレジットの発行を支援することで、供給量を増やし、クレジットの売買を通じたメタン排出削減を目指す。これが効果的な解決策となります。なお、

  • 既存のJクレジットは申請から排出権の発行までに2年程度かかるなど、
    即時性に乏しい
  • 中小企業にとって、申請からキャッシュアウトまでのハードルが高く、普及しにくい
  • プラットフォームを介さないと取引ができない
  • トレーサビリティに乏しく、信頼性が低い

といった課題があることも踏まえ、ブロックチェーンを活用したボランタリ型カーボンクレジットの形にすることが急務となっています。

独自の
GHGクレジットチェーンの開発に注力しております

弊社は、カーボンニュートラル実現に向けてメタンの排出削減を進めるべく、
メタンクレジットを発行を支援します。
なお既存のJクレジットに代わり、
即時性のある審査プロセスを備えたボランタリークレジットの形にすることで、
現在の長期にわたる審査期間(2年)を短縮し、
より容易な流通を目指すことに注力しております。

サービス内容

メタン排出削減量評価方法、
排出削減量をクレジットにする方法として、以下を提唱します。

  • 1精度の高い審査プロセスを用意することで、Jクレジットよりも早く同等のクレジットを得られる
  • 2ブロックチェーン上で発行されるため、高度なセキュリティを有し、二重譲渡や偽造に抵抗する
  • 3ブロックチェーン上のトークンになるため、アドレス管理者は自由にトークンを移動することができる
  • 4ブロックチェーンを活用することで、高いトレーサビリティを有する
  • 5運営を分散化させていくことで、透明性を実現し、権力との癒着や利権化に抵抗する