Philosophy
Purpose
私たちは100年先、さらにはその先の未来を見すえて会社を立ち上げました。
最初に取り組んだのは太陽光発電。
再生可能エネルギーこそが世界を変える鍵だと信じていたんです。
ところが実際に動いてみると、単に“クリーンな電力を普及させる”だけでは解決しきれない壁があると感じました。
それは、エネルギーや農業を含むあらゆる営みの裏側に潜む“現代社会と自然との境界”の問題。
エネルギーの本質を問い直すと、人間が生きるためには必ずエネルギーが要るし、農業だって温室効果ガスを排出してしまう。
でも、それは悪いことではなく、人が成長するための必然だと捉え直すことが大切でした。
そこで思い至ったのが、“『境界を問い直し、新たな結び目を創る』”という発想です。世代や国境、産業領域さえも飛び越え、より良い循環を創り出すために知恵を出し合う。
こうした共創の姿勢を貫けば、100年先も、1000年先も人と自然が共生できる社会が築けると信じています。
経済の発展や環境保全を分断しない“優しい経済社会”を実現することで、次世代に確かな豊かさを手渡す。それが私たちのパーパスであり、この会社の原点なのです。
私たちはこの理念を“NOWALL”の名に込め、絶えず問い直し、紡ぎ直しながら、次世代に豊かな地球を手渡す道を拓いていきます。