エコキュートの価格・工事費は？選び方とよりおトクに設置する方法

「エコキュートの価格相場は？」
「安く設置するにはどうしたらいい？」

エコキュートとは、空気中の熱でお湯を沸かす電気給湯器のことです。

そんなエコキュートの価格相場は、「50万円」程度とされていますが、実は容量やタイプによっても異なります。

そこでこの記事では、エコキュートの価格や容量・タイプの選び方、安く設置するためのコツを詳しく解説します。

ぜひ購入前の参考にしてください。

エコキュートを設置すると電気代を「約30%」削減

まずそもそもエコキュートを設置すると、給湯の省エネを実現できて家計にやさしい生活を送れます。

従来の給湯方法と比べると、その削減率はなんと「約30%」です。

エコキュートの価格相場はいくら？

そんなエコキュートですが、「実際いくらかかるのか」が気になりますよね。

そこでますは、相場を知った上で見積もりをもらうことが大切です。

工事費込みの価格相場

エコキュートの相場は、工事費込みで50万円〜70万円前後といわれています。

ただし、メーカーや容量によっても価格帯は異なるので、事前にしっかり見積もりをとりましょう。

価格の内訳

本体価格	25〜45万円
工事費用	20〜25万円
総額	約45〜70万円

価格の内訳は上記のようになっています。

設置には基礎工事や配線工事が必要ですが、工事費はもちろん施工の手間や設置箇所によって異なります。

エコキュートの本体価格に差が出るポイント

ここまで読んでみて、「じゃあどこで価格差が出るの…？」と思った方も多いでしょう。

実際、エコキュートの価格は「容量」・「タイプ」によって変わってくるんです。

サイズ・タイプ別の価格相場

人気メーカー5社の価格相場は以下の表を見て、確認してください。

	給湯専用	オート	フルオート
370L	30〜45万円	35〜50万円	40〜70万円
460L	45〜55万円	50〜65万円	65〜85万円
550/560L	65万円〜	70万円〜	85万円〜

サイズ・容量が大きいほど価格が高い

上の表を見てわかるとおり、エコキュートは、タンクの容量が大きいほど価格が高くなります。

タンクは、ヒートポンプユニットで沸かしたお湯を貯湯タンクユニットに溜めるためのものであり、そのサイズによって価格が異なります。

容量が1サイズ上がると、エコキュートの価格は10万円ほど高くなるのです。

給湯タイプによって価格が異なる

エコキュートの価格は、給湯タイプによっても異なります。

基本的に、給湯専用・オート・フルオートの3タイプがありますが、メーカーによっては扱っていないタイプもあります。

利便性の高いタイプになると価格が高くなり、それぞれの価格差は5万円程度です。

エコキュートのタンク容量の選び方

貯湯タンクは、エコキュートで沸かしたお湯を貯めるためのものです。

200Lほどのコンパクトなものから、550Lほどの大容量のものまであります。

お湯の過不足がないよう、ご家族の人数に合わせて適したサイズを選びましょう。

家族の人数に合わせて容量を決定

家族の人数とそれに合ったタンク容量を表にまとめたので、下記を参考にしてみてください。

家族人数	タンク容量
5〜7人	550L
4〜5人	460L
3〜4人	370L
2〜3人	300L
1〜2人	200L

エコキュートの給湯タイプのちがいと選び方

エコキュートの給湯タイプには、給湯専用・オートタイプ・フルオートタイプの3つがあります。

タイプによって、機能や利便性が異なります。

給湯タイプのちがい

エコキュートの給湯タイプごとの機能は以下のようになっています。

	給湯専用	オート	フルオート
自動湯はり	○（手動）	◎（自動）	◎（自動）
足し湯	○（手動）	○（手動）	◎（自動）
追い焚き	×	×	○
沸き増し	×	○	○
お湯はり予約	×	○	○
配管清浄	×	×	○
非常用水取出し	○	○	○

どんな機能なの？

機能	説明
自動湯はり	自動でお好みの湯温と湯量にお湯はり
足し湯	お湯が少なくなった場合に、設定湯量までお湯を足す
追い焚き	タンク内のお湯の熱を利用し、お湯の量を変えずに温める
沸き増し	タンク内お湯を満タンまで沸かす
お湯はり予約	予約した時間に、自動でお風呂にお湯をはる
配管清浄	循環ポンプ運転で循環清浄を行う
非常用水取出し	非常用コックを装備し、断水時にタンク内の水を生活用水として利用可能

給湯専用

給湯専用は、全自動機能がなく、手動で蛇口をひねってお湯を出します。

利便性は低いですが、設置費用が最も安く済むため、価格を重視したい方にオススメです。

オートタイプ

オートタイプは、自動でお湯はりすることができ、お湯はり予約機能などもあります。

ある程度の利便性はほしいけど、それほどお金をかけたくないという方にオススメです。

フルオートタイプ

フルオートタイプは、お湯張りはもちろん、追い焚きや沸き増しも全て自動で行うタイプです。

利便性の高さや手間の少なさを重視する方にオススメします。

エコキュートを安く設置したい方におすすめのメーカー3選

ここ読んでみて、価格相場やどんなエコキュートを選べばいいのか、ご理解いただけたと思います。

そこで次に、実際エコキュート設置を考えている方におすすめのメーカーを3つ紹介します。

ダイキン

ダイキンのエコキュートは、他のメーカーよりも低価格であるのが大きな魅力です。

サポートも充実しており、24時間365日オペレーターに相談することができます。

価格目安

	給湯専用	オート	フルオート
370L	30万円〜	35万円〜	40万円〜
460L	40万円〜	45万円〜	50万円〜

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パナソニック

パナソニックのエコキュートは、容量やタイプの種類が豊富であるのが特長です。

200L以下のコンパクトなものから550Lの大容量の製品まであります。

また、給湯機能だけでなく床暖房機能もついた多機能モデルも用意されています。

希望小売価格の目安

	給湯専用	オート	フルオート	多機能
195L	–	–	35万円	–
300L	–	–	45万円〜	–
370L	40万円〜	45万円〜	55万円〜	70万円〜
460L	50万円〜	50万円〜	65万円〜	75万円〜
560L	–	–	75万円〜	–

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三菱電機

三菱電機のエコキュートは、非常時にも使いやすい安心設計が特長です。

また、保証期間を選ぶことができ、最大10年の保証をつけることができます。

希望小売価格の目安

	給湯専用	オート	フルオート
300L	–	–	55万円〜
370L	40万円〜	50万円〜	65万円〜
460L	50万円〜	60万円〜	75万円〜
550L	60万円〜	70万円〜	–

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エコキュートの設置で受け取れる補助金・助成金

エコキュートを設置する際は、国や自治体から補助金が交付されます。

条件などを事前にきちんと確認して、おトクに設置しましょう！

国からの補助金

「給湯省エネ2024事業」では、エコキュートなど高効率給湯器の導入を対象に助成金の交付を行っています。

基本的には8万円、最高18万円の補助金を受け取ることができます。

補助対象

戸建、共同住宅に限らず、以下の条件に当てはまれば補助対象となります。

設置する住宅	対象者
新築注文住宅	住宅の建築主
新築分譲住宅	住宅の購入者
既存住宅（リフォーム）	工事発注者
既存住宅（購入）	住宅の購入者

補助金額

設置する給湯器	補助金額
ヒートポンプ給湯機（エコキュート）	8万円/台
電気ヒートポンプ・ガス瞬間式 併用型給湯機（ハイブリッド給湯機）	10万円/台
家庭用燃料電池（エネファーム）	18万円/台

申請期間

申請期間は、2024年3月29日〜2024年12月31日とされており、現在受付中です。

ただし、予算上限に達し次第受付終了となるので早めの申請がオススメです。

申請方法

「給湯省エネ2024事業」の申請は個人ではなく、事業者が行います。

販売業者や取り付け業者へ、補助金を受けたい意思を事前に伝えておくことが大切です。

地方自治体からの補助金

エコキュートの設置を対象に、補助金を交付している自治体も多くあります。

事前に交付条件などを確認することで、自治体の補助金も活用できおトクに設置できます。

お住まいの自治体について知りたい方は、各自治体のHPを確認するか、お気軽に当社へお問い合わせください。

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エコキュートを安く設置する２つのコツ

エコキュートをなるべく安く設置するための2つのコツを詳しく解説します。

補助金・助成金を活用する

国や自治体からの補助金や助成金を活用することで、エコキュートの設置費用を抑えることができます。

国からは、8万円〜18万円の助成金を受け取ることができます。

補助金の申請は業者が行うため、補助金を活用したい旨は、早めに業者に伝えましょう。

自社施工の会社を選ぶ

自社施工の業者を選ぶことで、エコキュートの設置費用を抑えることができます。

自社で工事を行っている場合、下請け会社分の利益がかからないため、価格が安くなります。

自社施工の会社で、より安くエコキュートを設置してもらいましょう。

エコキュートに関するご相談お待ちしております！

NOWALLは、多数の実績をもち、お客様からの高い信頼を獲得しています。

NOWALLは工事自社施工

NOWALLでは、自社施工で太陽光発電システムの設置工事を行います。

自社施工の会社は責任感の強い工事が魅力

工事自社施工の会社は、自分たちの工事が自社の評価につながります。

そのため、工事のみを下請け会社が担当する場合よりも、責任をもって施工を行います。

自社施工だからこそ、責任を持った工事につながり、そしてお客様の高い満足と信頼をいただいております。

自社施工の会社は圧倒的に低価格

下請け会社がある場合、2社以上の利益が料金に含まれるため、どうしても料金が高くなってしまいます。

しかし、自社施工のNOWALLでは無駄なコストがかからないため、低価格での提供が可能です。

見積もりを知りたい方はもちろん、お持ちの見積もりの妥当性について知りたい方は、お気軽にNOWALLへご相談ください。

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