「おすすめのV2Hはどれ?」
「比較すべきポイントは?」
V2Hがあれば電気自動車(EV)を家で高速充電でき、停電時にEVから電気を使えるので、蓄電池の代わりにV2Hの利用を検討する人も増えています。
しかし、多くのメーカーがV2Hを販売しており価格も様々なので、どの機種を選ぶか迷いますよね。
そこでこの記事では、ニーズ別におすすめのV2Hを紹介しながら設備の選び方や価格相場を解説します。
V2Hの口コミによる評判についても記載しているので、ぜひ参考にしてください。
ニーズ別に見るおすすめV2H一覧
今回ご紹介する5機種はそれぞれ異なる特徴を持っています。
主にV2Hだけが欲しい人向けと蓄電池も欲しい人向けに分けられます。
あてはまる機種の中でご自身のニーズと合う機種を探していきましょう。
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製品 |
![]() ニチコン EVパワー・ ステーション プレミアム |
![]() VSGシリーズ |
![]() デンソー V2H充放電器 |
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対応車種 | 公式 | 公式 | 公式 | 公式 | 公式 |
停電時の 利便性 |
○ | ◎ | ○ | ◎ | ◎ |
充電速度 | 2倍 | 2倍 | 2倍 | 2倍 | 2倍 |
保証年数 | 5年 | 10年 | 5年 | 15年 | 5年 |
希望 小売価格 |
89.8万円 | 128万円 | 110万円* | 160万円 | 150万円 |
*デンソーのV2H充放電器のメーカー希望小売価格は公表されていないため、相場価格を記載しています。
V2Hを選ぶ4つのポイント
まずは、V2Hを選ぶときに重要な4つのポイントを解説します。
ポイント1. V2Hの導入費用
V2H設備の導入には、安くて50万円、高くて200万円ほどの費用がかかります。
その内訳は機器本体の費用と工事費用です。
今回ご紹介するV2Hの本体価格は89.8~160万円、工事費用は施工業者やご家庭の設置環境によって変わってきますが、20~40万円程度が相場となっています。
V2Hの導入で利用できる補助金
電気自動車を普及させるため、国はV2Hの導入に補助金を出しており、最大で65万円を受け取ることができます。
補助額(個人) | 機器代:50%(上限50万円) 工事費:上限15万円 |
交付条件 | V2Hを新品で購入し、設置する |
申請期間 | 2025年7月下旬〜9月30日 |
地方自治体からも補助金が出ている
国からの補助金に加えて、各都道府県や市区町村でも補助金を出している地域があり、そのほとんどは国の補助金と併用可能です。
ぜひ活用したいですよね。
自治体ごとの補助金制度の有無については、次世代自動車振興センターが情報を提供していますので、赤で囲った部分が○かどうか、お住まいの自治体を確認してみてください。
ポイント2.V2Hの対応車種
国内メーカーの電気自動車の多くはV2Hと利用することができますが、V2Hの機種によって対応車種は異なります。
お持ちの車や購入予定の車が利用できるか、各メーカーが出している最新情報を確認するようにしましょう。
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製品 |
![]() ニチコン EVパワー・ ステーション プレミアム |
![]() ニチコン VSGシリーズ |
![]() デンソー V2H充放電器 |
![]() |
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対応車種 | 公式 | 公式 | 公式 | 公式 | 公式 |
V2Hを利用できる自動車
V2Hを利用できる自動車について簡単に解説します。
電気自動車(EV)
EVはバッテリーに充電した電力を利用して走行します。エンジンがないため、排出ガスゼロで静かに運転できるのが特徴です。
プラグインハイブリッド車(PHEV・PHV)
ハイブリッド車は電気モーターとガソリンエンジンの両方を搭載しており、バッテリーが切れてもエンジンで走行することができます。
特に外部からの充電が可能な車両をプラグインハイブリッド車と言います。
燃料電池車(FCV)
燃料電池車は水素と酸素を化学反応させて電気を作り、その電気で走行します。
非常時に燃料電池車から家に電気を供給できるV2Hも販売されていますが、水素の入手コストの高さなどの理由からV2Hとの日常利用は推奨されていません。
ポイント3.停電時の利便性
3つ目のポイントは停電時の利便性です。これを評価するために確認してほしい項目は3つあります。
- 電気を使える範囲
- 同時に使える家電の量
- 停電した際に操作が必要か、自動切換えか
1. 停電時に電気を使える範囲

引用:長州産業
まず確認してほしい点は、「全負荷型」か「特定負荷型」かです。
全負荷型 | 停電時にも、家電の種類に関係なく電気を使うことができます。
|
特定負荷型 | 停電時には、電力を供給する対象が特定の機器に限定されます。
|
2. 停電時に同時に使える家電の量

引用:デンソー
次に確認してほしい点は、停電時に一度に使える電力の大きさです。これは「自立出力」や「停電時出力」として表記されています。
ご家庭に適した出力は、以下を参考に検討してみてください。
3kVAで足りる人 | 6kVAが適している人 |
|
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3. 停電した際に操作が必要か、自動切換えか
停電時の利便性を検討するために確認してほしい最後のポイントは、停電時の切り替えが自動か手動かです。
停電した際に自動車とV2Hが接続されていても、
自動で給電を始めるか、何らかの操作が必要かはV2H機器によって異なります。
今回ご紹介する5機種では、以下の2機種で停電時の操作が必要となっているので、操作の内容を知りたい方は以下の情報をご確認ください。
いずれも数分で完了できる操作ですが、自動で電気が供給される安心感は大きいでしょう。
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製品 |
![]() ニチコン EVパワー・ ステーション プレミアム |
![]() VSGシリーズ |
![]() デンソー V2H充放電器 |
![]() |
![]() |
負荷タイプ | 全負荷 | 全負荷 | 全負荷 | 全負荷 | 全負荷 |
停電時最大出力 | 6kVA | 6kVA | 6kVA | 6kVA | 5.5kVA |
停電時切替 | 手動 | 自動 | 手動 | 自動 | 自動 |
ポイント4.充電速度
V2Hを選ぶポイント4つ目は充電速度です。
充電速度は、ほとんど全てのV2Hで家庭用の200Vコンセントの約2倍となっています。
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製品 |
![]() ニチコン EVパワー・ ステーション プレミアム |
![]() VSGシリーズ |
![]() デンソー V2H充放電器 |
![]() |
![]() |
充電速度 | 2倍 | 2倍 | 2倍 | 2倍 | 2倍 |
【機種紹介】V2Hのおすすめ5選
V2Hを選ぶ際のポイントが分かったところで、おすすめ5選について各製品の紹介をしていきます。
気になったメーカーや製品があれば、ぜひ無料お見積もりの依頼をしてくださいね!
1.ニチコン|EVパワー・ステーションプレミアム

引用:ニチコン
EVパワー・ステーションのプレミアムモデルは、スタンダードモデルと比べて機能がより充実しています。
メリット
停電時にも太陽光発電の電気をEVに充電できるため、停電時の備えとして心強い設備です。
また、スマホの専用アプリがあり、EVへの充放電スタート時間の設定などをスマホから簡単に操作できます。
デメリット
停電時に手動での操作が必要です。操作方法はこちらから確認することができます。
こんな人におすすめ
- 「導入費用は抑えつつ、停電時にも太陽光発電の電気をEVに充電できるようにしたい」
- 「いつも通り電気を使えることを重視する」
という方にはこちらの機種がおすすめです!
プレミアム | |
型番 | VCG-666CN7 |
対応車種 | 公式サイト |
充電速度 | 2倍 |
負荷タイプ | 全負荷 |
停電時最大出力 | 6kVA |
停電時切替 | 手動 |
保証期間 | 5年 |
ケーブルの長さ | 約7.5m |
塩害対応 | 沖縄・離島向け製品あり |
希望小売価格(税抜) | 89.8万円 |
2.ニチコン|VSGシリーズ

引用:ニチコン
ニチコンのVSGシリーズは「EVパワー・ステーション」の最新機種です。
本体が91kgから26.2kgへ大幅に軽量化したことで、壁かけでの設置が可能になりました。
メリット
2025年現在、対応車種が最も多い機種となっています。
停電時の自動放電が可能になったほか、電気の利用効率の向上、ファンレス化による静音性と耐久性の向上などの点で進化しています。
デメリット
ニチコンのVSGシリーズに目立つデメリットはありません。
しかし、コストだけを比較すれば前に紹介したEVパワー・ステーションがよりお求めやすい機種となっています。
こんな人におすすめ
- 「給電プラグの設置位置にもこだわって毎日快適に利用したい」
- 「停電時に自動で給電開始されることを重視する」
という方にはこちらの機種がおすすめです!
VSGシリーズ | |
型番 | VSG3-666CN7 |
対応車種 | 公式サイト |
充電速度 | 2倍 |
負荷タイプ | 全負荷 |
停電時最大出力 | 6kVA |
停電時切替 | 自動 |
保証期間 | 10年 |
ケーブルの長さ | 7.5m |
塩害対応 | オプションで重塩害設置可能 |
希望小売価格(税抜) | 128万円 |
3.デンソー|V2H充放電器

引用:デンソー
デンソーはトヨタグループの大手自動車用電装品メーカーです。
V2HのサイズはニチコンのEVパワー・ステーションとほとんど同じで、住宅の外壁との相性を考えたカラーリングが特徴です。
メリット
ニチコンのEVパワー・ステーションと同様、ブレーカー落ちの心配がない、停電時にも太陽光発電の余剰電力を充電できるなど、基本的な機能をしっかり備えています。
加えて、デンソー製のHEMSと連携することで、電力プランや天気予報に応じて自動で充放電を最適化することができます。
HEMS(ホームエネルギーマネジメントシステム)は、家庭内の電力消費や発電をモニタリングし、エネルギー利用を管理・最適化するシステムです。
デメリット
停電時には手動での操作が必要です。車両別の操作方法はこちらから確認することができます。
こんな人におすすめ
- 「停電時にも太陽光発電の電気をEVに充電でき、いつも通り電気が使えることを重視する」
- 「落ち着いた外観の製品が欲しい」
という方にはこちらの機種がおすすめです!
DNEVC-D6075 | DNEVC-SD6075 | |
対応車種 | 公式 | 公式 |
充電速度 | 2倍 | |
負荷タイプ | 全負荷 | |
停電時最大出力 | 6kVA | |
停電時切替 | 手動 | 自動 |
保証期間 | 5年 | 10年 |
塩害対応 | 重塩害地域・沖縄・離島非対応 | オプションで重塩害設置可能 |
ケーブルの長さ | 7.5m | |
価格相場 | 110万円~ |
「DNEVC-SD6075」は2024年の3月に受注を開始した最新製品で、停電時に自動で給電開始できるようになりました。
4.長州産業|スマートPVエボ

引用:長州産業
長州産業は、山口県に本社を置く太陽光パネルで人気の国内メーカーです。蓄電池も製造しており、2023年にはV2Hも発売しました。
こちらも太陽光発電、蓄電池、EVの電力をまとめて管理する3連携システムです。
メリット
快適な日常利用や停電時にも頼もしい機能を十分に備えた上で、蓄電池とEVへの同時充電、同時放電ができる点が大きな特徴です。
これにより、より多くの電気を自家消費することができるので、電気代の節約効果が大きくなります。

引用:長州産業
長州産業は太陽光パネルも製造しており、全ての機器を長州産業に統一して導入していくことが可能です。
そのため、スムーズな不具合対応が期待できる点もメリットと言えるでしょう。
デメリット
設置する機器が多く、V2H単体で見ても比較的大きいのでスペースがとられる点に注意が必要です。
V2H単体の機種と比べると価格が高くなっている点もデメリットと言えるでしょう。
こんな人におすすめ
- 「太陽光発電の余剰電力が多いので有効活用したい」
- 「蓄電池もV2Hも両方欲しい、太陽光パネルもこれから設置する」
という方におすすめです!
型番 | VCP601 |
対応車種 | 公式サイト |
充電速度 | 2倍 |
負荷タイプ | 全負荷 |
停電時最大出力 | 6kVA |
停電時切替 | 自動 |
保証期間 | 15年 |
ケーブルの長さ | 約7.3m |
塩害対応 | 耐塩害仕様 |
希望小売価格(税抜) | 160万円 |
5.シャープ|Eeeコネクト

引用:シャープ
様々な電化製品でお馴染みのシャープも、太陽光パネルや蓄電池を製造しており、2024年3月にV2Hの販売を開始しました。
メリット
シャープでも太陽光パネル、蓄電池、V2Hの全ての機器を導入できるので、万が一の際によりスムーズな不具合対応が期待できます。
また、長州産業のV2Hと同様に蓄電池とEVへの同時充電、同時放電が可能なため、発電した電気の自家消費に適しています。
シャープ製V2Hのもう一つの大きな特徴は、「業界最小・最軽量のコンパクトさ」で、壁掛けでの設置もスタンドを利用しての床置き設置も可能となっています。
デメリット
比較的対応車種が少ない点に注意が必要です。
また、無償保証期間は5年となっており、同様のシステムと比べると比較的短いです。
こんな人におすすめ
- 「太陽光発電の余剰電力が多いので有効活用したい」
- 「蓄電池もV2Hも両方欲しい、太陽光パネルもこれから設置する」
- 「コンパクトさを重視する」
という方におすすめです!
型番 | JH-WE2301 |
対応車種 | 公式サイト |
充電速度 | 2倍 |
負荷タイプ | 全負荷 |
停電時最大出力 | 5.5kVA |
停電時切替 | 自動 |
保証期間 | 5年 (有償で15年まで延長可能) |
ケーブルの長さ | 7.8m |
塩害対応 | 重塩害対応 |
希望小売価格(税抜) | 150万円 |
【V2Hの評判】口コミをご紹介
ここでは、V2H利用者の声をXの投稿からご紹介します。
停電時に4日間は生活できそう
EVが災害時に活躍できるのか、実際に24時間停電状態にして試してみました!
V2H(我が家はニチコンのトライブリッド)の真価やいかに!撮影・編集大変だったのでぜひ見てみてください😭https://t.co/M21Mk3XUrc pic.twitter.com/JRW9w6QPWs
— あべさん / EVファミリー (@EVfamily_) February 17, 2024
ニチコンのトライブリッド蓄電システムを利用しているご家庭が、停電時の電気利用を試した実験を動画で紹介しています。
非常時に備えて停電時の運転を試してみるのはいいアイデアですよね。
EVをソーラーパワーで充電可能
今日は自宅でせっせと図面描き😱
事務所ではV2HでEV🚗充電してますが、自宅なので家庭用で🔋
天気☀️が良いので充電代は無料🆓
移動に使う電気は太陽光発電で作った電気なのでECO🆓
そして売電もしているという👍#南相馬市 #相馬市 #日産リーフ #電気自動車 pic.twitter.com/VAv6058ptl— 地元の御用聞き有限会社小林建業(南相馬市小高区) (@5884kengyo) April 21, 2024
よく晴れた日にEVを充電し、売電もできているという状況の投稿のようです。
充放電効率はざっと60%か
昨日はZE0リーフで電池残量20%スタートで8時から朝のうち少し放電していますが、日中は8kWhをPV余剰充電、その後4.7kWhを放電して20%で停止。V2Hは効率が悪いと言われますが、やはりざっと60%くらいのようです。太陽光発電なのでさほど気になりませんが、パワコン直結の蓄電池と役割分担したいとこ… pic.twitter.com/kPCpUT1faJ
— Manabazu@🌞PAX ITeana🌎️ (@Manabazutie) December 18, 2023
V2H利用者が充放電量から効率を考えているようです。
EVから少しずつ電気を使う使い方だと効率が低下してしまうので、放電する時間帯には工夫が必要かもしれません。
V2Hも蓄電池も欲しい人必見の選択肢
最後にご紹介するのは、太陽光発電・蓄電池・V2Hの3つが連携したシステムで、V2Hも蓄電池も欲しい人には必ずチェックしてほしい製品です。
今回ご紹介する5機種の中では以下の2つが当てはまります。
- 長州産業スマートPVエボ
- シャープEeeコネクト
これから、他の機種と比べてどんなメリット・デメリットがあるのかをご紹介します。
3連携システムのメリット
太陽光発電・蓄電池・V2Hの3連携システムには3つのメリットがあります。
メリット1. 発電した電気を最大限に利用できる

引用:長州産業
V2Hと蓄電池の両方を導入することで、蓄電容量が大きくなるため太陽光発電の余剰電力を全て自家消費に回すことが可能です。
また、蓄電池があればEVが不在の時でも発電した電気を蓄えることができます。
電気代が上昇している今、発電した電気の自家消費が節約のカギとなっているので、これから太陽光パネルを設置する方はぜひご検討ください。
メリット2. 発電した電気を効率良く利用できる

引用:長州産業
太陽光発電と蓄電池、V2Hのシステムをまとめて管理することでより効率良く電気を利用できます。
ご家庭で使用する電気は「交流」、発電した電気や蓄電池に貯められた電気は「直流」です。
この直流と交流を変換する際には電気の損失が発生し、使える電気が少なくなってしまいますが、3連携のシステムでは必要な変換を減らし、電気の損失を最小限に抑えています。
メリット3. 暮らしに合わせた設備の増設が簡単

引用:ニチコン
3連携システムには蓄電池もV2Hも含まれていますが、一度に全てを導入する必要はなく、後から設備を付け加えることが可能です。
そのため、初めは太陽光パネルと最小限の蓄電池だけを導入し、電力需要が増えてから蓄電池を増設したり、EVを買ってからV2Hを導入したりすることができます。
先にあげた電力利用の効率の良さを保ちつつ、段階的な設備の導入ができる点は大きなメリットでしょう。
3連携システムのデメリット
一方で、太陽光発電・蓄電池・V2Hの3連携システムには以下のようなデメリットもあります。
デメリット1. 価格が高い
3連携システムのV2Hは比較的価格が高くなっています。
V2Hだけをできるだけ安く導入したいというご家庭には合わない選択肢でしょう。
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製品 |
![]() ニチコン EVパワー・ ステーション プレミアム |
![]() VSGシリーズ |
![]() デンソー V2H充放電器 |
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![]() |
対応車種 | 公式 | 公式 | 公式 | 公式 | 公式 |
停電時の 利便性 |
○ | ◎ | ○ | ◎ | ◎ |
充電速度 | 2倍 | 2倍 | 2倍 | 2倍 | 2倍 |
保証年数 | 5年 | 10年 | 5年 | 15年 | 5年 |
希望 小売価格 |
89.8万円 | 128万円 | 110万円* | 160万円 | 150万円 |
デメリット2. パワコンの交換が必要
既に太陽光パネルを導入している方が3連携システムのV2Hを導入するためには、パワーコンディショナーを交換する必要があります。
すると、パワコンの交換費用もかかってしまうため、費用の負担が大きくなることが考えられます。
太陽光のパワコンの寿命は10年~15年程度といわれているので、パワコンの交換時期を迎えたタイミングでの設備導入もおすすめです。
こんな人におすすめ
ここまでにご紹介したメリット・デメリットを踏まえると、太陽光発電・蓄電池・V2Hの3連携システムはV2Hも蓄電池も欲しい人、特にこれから太陽光パネルを設置する人におすすめです。
記事のまとめ
V2Hには様々な機種がありますが、それぞれの機種には機能や操作性の面で特徴があります。
ご家庭の設備導入状況や、停電への備えのニーズを踏まえて設置を検討してみてください。
「機器選びに迷うのでもっと具体的に相談したい」、「補助金の利用について知りたい」などご相談がありましたら、ぜひお気軽にお問い合わせください。